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2020.6。9
みなさんはアマゾンプライム使ってますか?
いろんな作品を見られてすごく便利ですよね
私は名探偵コナンを淡々と見ながらダラダラゲームするのが自分の中での流行りです
自粛期間長かったですからね
しょうがない
私は定期的に探偵ブームが来てその都度なにか探偵ものを見たくなり数週間くらい見る時期が年に一回か二回ほどあります
前回はエレメンタリー ホームズ & ワトソン in NYにはまりシーズン3まで一気に視聴しました
ホームズモノの中でも毛色の違う作品です
主演のジョニーリーミラーはアンジェリーナジョリーの元カレの一人でとてもカッコいいんです
どこのシーズンか忘れましたが薄くなった髪を全そりした結果もっとかっこよくなるという、、、外人はスキンヘッド似合うからいいです
その時はシーズン3までしかプライムになかったのですが今はファイナルシーズンまであるようで、、、タイミングを見てみたいです
さてそんな便利なアマゾンプライムですがアマゾンが提供している課金サービスでもkindle unlimited というサービスをご存じですか?
私は現在28歳です
中高生の時期は小説好きで自分が好きなジャンルは結構読み込んでいたほうだと思います
ミステリーホラーSFが国内海外問わずに大好きでフィリップKディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」や貴志祐介「新世界より」が大好きでした
「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」はアニメPHYCOPASS等で名前を知っている人といると思います
新世界もアニメ等で流行りましたよね
アニメしか見たことがない人にはぜひ原作に手をだしてほしいです
貴志祐介のその時点までの著作で培ったゆっくり怖くなるホラー感や日本のホラー独特の湿度の高い恐怖が日常に少しづつ浸食する感覚
そしてすべてが明らかになった時の無常感と作品が読者に問いかけるテーマの圧力は亜圧倒的な読後感をもたらします
よくある記憶をなくしてもう一回この本を読みたいって表現あるじゃないですか?
本のみではなくゲームでもありますよね
本でその思いを最も強く味わったのは今のところ新世界よりです
この通り10代は小説を多く読んだ私ですが最近はもっぱら実用書です
大人になるって悲しいね
いまでも小説は読むのですが10代の頃に感動した小説は記憶に残るんですよね
小説のみではなく音楽やゲームでもそうかな
そんなわけで最近は読む本のトレンドは変わってしまいましたがそれでも読書自体はすきで色々と読むのですがこのkindle unlimitedがとても便利なサービスなのでその中から自分のオススメしたい作家の本を紹介したいと思います
1水野敬也先生著
「夢をみるゾウ」
数年前に流行した本ですし著者の方が本著以外での活動も有名な方なのでご存じの方もいらっしゃると思います
内容はさえないサラリーマンの青年がガーネーシャという異国の神と出会い充足感のない日常を変え成功してゆくという物語です
物語といいつつ話自体の面白さではなくその話から学べるものがあります
私は性格が斜に構えているところがあっていわゆる自己啓発本んいアレルギーを持っています
しかしこの本とこの作者の本はすべてフォローしてます
文体も柔らかくというかこの方の文は文体がどうのこうのという次元ではないですね
ブランド化している文章というのでしょうか
是非ではなく個性で読ませる文章です
当然合う合わないはありますが試しに読んでみてあったら是非読んでみましょう
3冊あるなかで私のオススメはやはり1です
ちなみに海外ではmagicという本があってこれも読んだことがあります
優しい英語で書かれいるので夢をみるゾウ既読の方でこのような本が欲しい方はこちらもぜひ
2「まんがで身につく 続ける技術」
いわゆるまんがでわかる○○ってやつですね
このシリーズはkindle unlimitedの時期によって読めるものが違います
私がいままで読んだ中で参考になったものは
「まんがで身につく 続ける技術」
努力をテクニック的に身に着けるやなぜダイエットや禁煙が続かないのかを行動心理学の観点から説明する本です
このブログを続けるのもこの本の助けもあります
私が好きなのはこの主人公の青年が社内日報を書くために万年筆を買い自分のお気に入りの万年筆を使うことで日報を書くことを習慣化させるシーンです
このの中の解説から引用するとターゲット行動
青年の例では「日報を書く」という行動ですね
この行動はターゲット行動の中でも不足行動に分類されます
不足行動にはほかにも運動不足や日常学習も分類されます
語学の勉強とかですね
ターゲット行動には過剰行動というのもあって過剰行動にタバコやアルコールの過剰な摂取、暴飲暴食といったものも含まれます
万年筆を買うことには日報を付けるという行動の「先行条件を付ける」意味があります
日報を付けること自体は退屈で継続が困難な作業ですが万年筆を使うこと自体が先にくるので自然と続くことになります
万年筆はこれ以外では使いません
スペシャル感がなくなりますからね
こうゆう本って読んで満足するパターンありませんか?
読んだけど行動に直結してない本ってありますよね
私はこのブログを書くときにコーヒーを入れます
ちょっとだけ高価なドリップコーヒーなんですがこれがまた美味い
コーヒーを飲むことがブログ書く前の先行条件になってますね
3「1日1ページ読むだけで身につく世界の教養365」
これすごいオススメです!
いわゆる学校の授業は点数化するための知識なのでこのように文化を学ぶことができないんですよね
この本は365ページに様々な文化を紹介してます
無論その文化を1ページで完全に理解することはできませんが少なくともそうゆう本や人物がいたことを知っているのと知らないのでは全然違います
海外で特に富裕層を相手にしているととっさにこうゆう情報が出るのと出ないのでは相手が自分にもつ印象が全く違います
映画や本を読んでいて作り手の背景を推察する楽しみってありませんか?
この人がこの作品を作る背景にはこういう作品みてたな?みたいな
この本はそういった元ネタの勉強にもなるのでぜひおすすめしたいです
もうunlimited入っててまだこの本読んでない人がいたら本当にオススメですので読んでみて下さい
実際365日かからずに三日くらいで読んじゃうのはあるあるだと思います
買うと高い本ですので(定価2000円)お得感ありで読めるのもオススメポイントですよね
シリーズで全3作あるので続二巻もはよunlimitedはよ来い!
3「失敗図鑑」
偉人達の失敗をまとめた児童向けの本です
児童向けといっても結構ギリギリの女性関係のエピソードもオブラートに含めて紹介してます
短い時間でサッと読めるのでオススメです
4「池袋ウェストゲートパーク」
これはunlimited関係なしにただ私の性癖で紹介したいだけです
作者さんの石田衣良さんについてはかなりの長文でも紹介したいくらい大好きです
特に東京dollが大好きです
モチーフに女神転生シリーズが出てきて同シリーズが好きだった私にぶっ刺さりましたね。あとは4teenもべたに良い!シンプルに良い!ストックマーケッター物の「波の上の魔術師」も最高です!
「余命一年のスタリオン」も医療関係でガン患者の治療に携わり始めだった当時の私に重くしかし命について考える時間をくれた素晴らしい本でした
石田衣良作品のなかではもうおなじみ過ぎて今更感は否めないですがやはりIWGP
IWGPはikebukuro・west・gate・parkの頭文字です
記念すべきシリーズ第一作となる本ですが謎なのはシリーズの中でも1、8、9と飛び飛びにunlimited入りしていることです
私にとってこの作品の価値は単純にストーリーやキャラが良いだけではありません
もちろんストリートキング「タカシ」はもちろん主人公や八百屋手伝いのマコト
地元やくざの「サル」等のキャラ同士のやりとり著者のクラシック音楽とともに流れゆく池袋の日々はさわやかな読後感をもたらしてくれます
同時に石田衣良さんのライフワークとしてIWGPは小説という形でその時々の社会問題とそれに悩む登場人物たちの苦悩をマコトともに悩み苦しみその中から答えを導いていきます
マコトは決してバットマンやスパイダーマンのように特別な力があるわけでもなく普通の街のニイチャンです
かれはお金があるわけでもない良い大学でたわけでもない
だけど目の前で困る人をほっと置けない。相手のことを外見で判断せずに相手のことをちゃんと見て聞いて話す彼は10代の私とってはヒーローでした
今から読んでも間に合いますこのシリーズの良いところは後から読んでそれぞれの話とその話は現実のどんな話にインスパイアされているか考えるところまで含まれています
木村花さんの自殺問題やアメリカでの黒人差別デモが騒がれる現状にマコトはどのように向き合うのかとても気になります
こういういわゆるライブ感もこの小説の魅力です
間違いなくこれはいつまでもublimitedにあるようなコンテンツではないので気になる人は今すぐunlimited に入るかむしろもうシリーズ大人買いしちゃいましょう!
kindle ストアには合本版もありますよ!
こういう合本系って割り引かれないんですよ割り引いてくれアマゾン!
5「金子みすゞ名詩集」
すこし毛色を変えて名詩集から
みなさんは詩集って日常的に読まれますか?
私は職業的に漢詩は好きですけど日本人の近代の詩にはあまり親しみがなかったのですが改めて読んでみるとやはり良い
特に海外が長くなると日本の言葉のリズムはとても耳になじむ
わずかな言葉で日本の情景を思い起こさせ人にもっと優しくしようと思わせるのはやはり金子みすゞの詩の美しさだからこそなせる業です
といってもやはりいわゆる「こだまでしょうか?」や「みんな違ってみんないい」のCMのイメージでなんか詩にちゃんと向き合えない気持ちになってしまうんです
みつをさんの詩とかにもそのような気持ちが働きます
こう「ありがたがれよ!」と強制されてるような感じです
だからこそ10代とかの若い時期に受ける影響って大事ですよ
もしこれを読む読者の中に10代がいるなら(いるとは思えないけど)ぜひ伝えたい
自分の好きなものを共有できる人が周りにいないからって自分の好きなものに対する否定的感情をうける必要はないし、この情報があふれる社会の中で周りがどのような意見を持とうが先入観なく文化に触れてほしい
夏目漱石だって人よれば面白く感じられない時もあるだろうけどそれを否定しないで自分には合わないんだなと
自分に合わないものが何かわかるってのも財産です
かなり脱線しましたが!
金子みすゞの詩集ということで今更感はあるかもしれませんがぜひ読んでみて下さい
「雀のかあさん」「闇夜の星」です
少し寂しい話が好きなんです
どうでしょうか
六月の kindle unlitedオススメ紹介でした
ラインナップもかなり変わるのでいつこれらの本がなくなるか分かりません
気になる本がある人はぜひ読んでみて下さい